トルコの主要都市5選 | 中東とヨーロッパが交わる国の魅力

世界の都市

トルコは人口8,500万人を超える、中東とヨーロッパの間に位置する大国です。

トルコは現在では少しマイナーな国かもしれませんが、オスマン帝国の最盛期には北アフリカ、バルカン半島、イラクやシリアも支配しており、もし現在もその領土を持っていた場合、人口は約4億人ほどになるとされています。

そのため、トルコは歴史的にとても重要な役割を持っており、都市ごとにまったく違った魅力や特徴があります。

今回の記事では、そんなトルコの主要都市について、できるだけ分かりやすく紹介していこうと思います。

➀ イスタンブール ― トルコ最大の都市で、経済と文化の中心地

イスタンブールは人口約1,600万人を抱える巨大都市で、経済や文化、観光のすべてが集まる「実質的なトルコの中心」です。

世界でも珍しく、ボスポラス海峡を挟んで街がヨーロッパ側とアジア側にまたがっているという特徴があります。

また、イスタンブールはかつて東ローマ帝国、ビザンツ帝国、オスマン帝国の首都だったため、「アヤソフィア大聖堂」や「ブルーモスク」などの歴史的建築も多いです。

② アンカラ ― トルコの首都で、政治の中心地

アンカラはトルコの首都で、人口は約500万人ほどです。

イスタンブールのような観光都市ではありませんが、政府機関や大学が集中していて、政治と教育の中心として機能しています。

アンカラで最も有名な観光地は、トルコ建国の父アタテュルクが眠る「アニトカビル(アタテュルク廟)」で、国内外から多くの観光客が訪れます。

ちなみに、トルコの首都が最大都市イスタンブールではなくアンカラになっている理由は、1923年のトルコ共和国建国時に、アタテュルクがイスタンブールを「オスマン帝国の象徴」と捉え、新しい国の中心を別に作りたかったという背景があるためです。

③ イズミル ― 海と街が共存する「エーゲ海の都市」

イズミルはトルコ西部の海沿いに位置する人口約430万人の都市です。

気候が温かく、明るい港町の雰囲気があり、トルコ西部らしいヨーロッパ的な街並みが特徴とされています。

古代から港として栄えてきた歴史があり、商業がとても盛んで、地中海沿岸の中継地としてヨーロッパとアジアをつなぐ役割を果たしてきました。

また、トルコの中でも比較的自由でリベラルな気風があると言われ、イスタンブールよりもゆったりした空気が流れているとされています。

④ アンタルヤ ― トルコ最大級のリゾート都市

アンタルヤは地中海沿いの大規模リゾート都市で、人口は約250万人です。

海がとても美しいことで知られており、世界中から観光客が訪れる都市の1つです。

近年はロシアやヨーロッパからの移住者も増えていて、外国人向けのホテルやレストランが多く、国際色がとても強い都市になっています。

アンタルヤを東南アジアで例えるなら、プーケット島やバリ島のような雰囲気に近いと言えます。

⑤ カッパドキア ― 気球で有名な世界的な観光地

カッパドキアは正確には都市名ではなく、ネヴシェヒル県を中心とした「奇岩が並ぶ景観で有名な地域」の呼び名です。

知名度は世界トップクラスで、イスタンブールやアンタルヤとともにトルコを代表する観光地として欠かせません。

カッパドキアの最大の特徴は、奇岩が並ぶ独特の地形と気球ツアーです。

奇岩の風景の上を何百もの気球がゆっくり漂う光景はとても幻想的で、まさにカッパドキアならではの名物です。

まとめ

トルコには、国際都市イスタンブール、政治の中心アンカラ、海沿いの大都市イズミル、リゾート地アンタルヤ、気球で有名なカッパドキアなど、魅力的な都市がたくさんあります。

同じ国の中でも、ヨーロッパ文化や中東文化、リゾート地など、まったく違う世界が共存しているのがトルコの面白さだと思います。