Sendo(センドー)は、ベトナム生まれのオンラインショッピングサイトで、日用品や服、雑貨、家具まで、とても幅広い商品を扱っています。
本社はハノイにあり、TikiやShopeeとともに「ベトナム三大EC」として名前が挙がることも多いです。
Sendoは、価格が安い商品が多く、店舗の出店が簡単であることが特徴とされており、日本でいうとメルカリのようなアプリに近い立ち位置にあります。
競合のTikiが品質やスピード配送で勝負しているのに対し、Sendoは店舗の出店のしやすさや価格の安さで勝負していると言えるでしょう。
今回は、そんなSendoの歴史やサービス、今後の展望についてわかりやすくまとめていきます。
① Sendoのサービスを分かりやすく解説
ここでは、Sendoで特によく使われているサービスを分かりやすく解説していきます。
Sendo Marketplace(自由に出品できるマーケットプレイス)

Sendo Marketplaceは、Sendoの中心にあたる機能です。
外部のショップが自由に出店することができるため、商品数がとても多いのが特徴です。また、ベトナム人の間では、Sendo Marketplaceを使って、使わなくなったものなどを販売し、小遣い稼ぎをする人も多いと言われています。
私は、日本のメルカリのような使われ方をされていると感じました。
まだ平均収入がそれほど高くなく、価格に敏感な人が多いベトナムでは、Sendo Marketplaceのように安く商品を購入できるサイトは、とても需要が高いと言えます。
SenMall(信頼性の高い店舗だけを集めたECサイト)

SenMallは、Sendoの中でも公式ストアや信頼性の高い店舗だけを集めたエリアです。
そのため、ブランド商品が中心となっており、偽物対策が比較的強く、安心して買い物をしたい人向けのサービスとなっています。
また、ベトナム在住の日本人にとっても、日本と同じ感覚で買い物ができるため、おすすめできるサービスだと思います。
Sendo Farm(食材専用のECサイト)

Sendo Farmは、野菜や果物、肉などの食材だけを集めている点がユニークなポイントです。
地域によっては当日中に届くことも多く、主婦にとってとても便利なサービスとなっています。
日本で言うと、イオンネットスーパーなどに近い立ち位置だと言えるでしょう。
② Sendoの創業から現在まで

Sendoが誕生したのは、2012年とされています。
ベトナム最大級のIT企業であるFPTグループのECプロジェクトとしてスタートしました。
創業当初は、若い人が購入しやすい雑貨やコスメ、スマートフォン関連の商品がよく売れ、ベトナム国内で少しずつ知名度を高めていきました。
その後、ShopeeやLazadaと競い合う形になりながらも、安さや出品のしやすさ、商品数の多さを武器にユーザーを広げていきました。
2020年頃にはアクセス数が国内トップクラスに近づき、現在ではTikiやShopeeとともに、ベトナム三大ECの1つとして数えられるようになっています。
③ Sendoの現在とこれから

Sendoは、出店している販売者(ショップ)が20万店以上、取り扱っている商品数は1,000万点を超えると言われており、ベトナム国内のECモールとしては非常に大きな規模です。
一方で、Sendoにはいくつかの課題もあるとされています。
例えば、安価な商品が多いため利益率が低くなりやすいことや、偽物チェックや配送品質が競合と比べて劣っている点などが挙げられます。
実際に、2025年4月からは競争の激化を受けて、Sendo MarketplaceやSenMallの規模を縮小し、代わりに食材を扱うSendo Farmを事業の中心にする方針へと転換したと言われています。
ただし、ベトナムのEC市場自体は毎年成長を続けているため、その点はSendoにとって追い風であり、まだ成長の余地は残されていると言えるでしょう。
まとめ

Sendo(センドー)は、安く商品を購入でき、誰でも気軽に出品できる点を強みとしたECサービスとして成長してきました。
近年はベトナムのEC市場における競争が激しくなっていますが、これからも伸びていく分野と考えられています。
Sendoは今後、食材を扱うSendo Farmに力を入れていく方針とされており、今後の展開にも注目が集まります。
