ポーランドは人口約3,700万人の東ヨーロッパの中で、ウクライナと並ぶ大国です。
ポーランドとチェコ、スロバキアは文化や言語がとても近く、お互いにある程度コミュニケーションが取れるとされています。
それを考えると、ポーランドは約5,000万人規模の文化圏を持つ国だともいえるかもしれません。
そしてポーランドは、EU加盟国の中でも経済成長がとても安定している国として知られています。

実際に2024年の経済成長率は約3%で、ヨーロッパの中ではかなり高い水準です。
これは、長い間ポーランドが社会主義国だったこともあり、まだ西ヨーロッパと比べるとインフラが十分に整っておらず、発展の余地が比較的大きいとされているためです。
また、ポーランドはウクライナの隣国として、多くの難民を受け入れてきた国でもあり、現在でも約150万人のウクライナ人がポーランドに住んでいます。
今回の記事では、ポーランドを代表する4つの主要都市 — 首都ワルシャワ、古都クラクフ、若者の街ヴロツワフ、港町グダンスク — について紹介していきます。
➀ ワルシャワ(Warsaw) — 政治と経済の中心都市

ワルシャワは人口約180万人のポーランド最大の都市で、ポーランドの首都です。
第二次世界大戦で街の約85%が破壊されたと言われていますが、戦後に市民の手で復興され、現在のワルシャワは近代的な高層ビルが立ち並ぶ、ヨーロッパ有数の大都市となっています。
私はワルシャワの写真を見たとき、ヨーロッパといえば伝統的な建物が並んでいるイメージを持っていたため、特に「Rondo ONZ」周辺に多くの高層ビルが立ち並んでいる様子に、意外な印象を受けました。

宗教はキリスト教のカトリックが約88%とされており、ヨーロッパの中でもかなり高い割合です。
ワルシャワの代表的な観光地は「ワルシャワ旧市街(Old Town)」です。
カラフルな街並みが特徴で、ドイツやフランスなどとはまた異なる魅力を感じることができます。
② クラクフ(Kraków) — 中世時代のポーランドの首都

クラクフは人口約80万人で、ポーランド第2の都市です。11世紀から約500年にわたりポーランド王国の首都として栄えてきた歴史を持ち、現在でも文化の中心地として知られています。
日本でいうと、京都や奈良のようなイメージです。
特に有名な観光地は「ヴァヴェル城(Wawel Castle)」で、歴代の王が住んでいた場所とされています。私はクラクフの写真を見たとき、ヨーロッパの中世の街並みがそのまま残っているような美しさに、とても魅力を感じました。
また、クラクフには名門「ヤギェウォ大学」があり、ノーベル賞を2回受賞したキュリー夫人も、ここで学んでいたとされています。
③ ヴロツワフ(Wrocław) — 運河と大学の街で、ポーランド屈指の文化都市

ヴロツワフは人口約64万人ほどの中規模都市で、多くの川と運河に囲まれており、水と共に暮らす街という雰囲気があります。
また、ヴロツワフは学問の街としても知られており、特に「ヴロツワフ大学(University of Wrocław)」は、国内でも有名な名門校です。
そして、街の中心部にある「旧市街広場(Rynek)」は、カラフルな建物が並ぶフォトスポットとしてとても人気があり、インスタ映えも期待できます。
④ グダンスク(Gdańsk) — バルト海に面した港町

グダンスクは人口約50万人ほどの、バルト海に面した港町で、ポーランドの貿易を支える重要な役割を担っています。
特に1980年代には、ここで「連帯(ソリダルノシチ)運動」という民主化運動が起こり、共産主義政権が崩壊するきっかけとなった、歴史的に重要な場所としても知られています。
また、「グダンスク旧市街(Old Town Gdańsk)」は人気の観光地で、カラフルな建物が立ち並んでいるのが特徴です。
私は、ポーランドにはこのようなカラフルな建物が多い点が、大きな魅力だと思っています。
まとめ

ポーランドの主要都市には、首都ワルシャワ、歴史ある都市クラクフ、学生の街ヴロツワフ、港町グダンスクなどがあり、どの都市もそれぞれ異なる魅力を持っています。
ポーランドは歴史的に苦しい時期も多かった国ですが、戦後の復興を経て、現在ではヨーロッパで成長が期待される国の1つとして注目されています。
私も、ヨーロッパは成熟した先進国の集まりというイメージを持っていましたが、ポーランドはまだ経済成長率が高く、発展の余地があり、とても興味深い国だと感じました。
