フィリピンの主要都市3選 | マニラ・セブ・ダバオを分かりやすく解説

世界の都市

フィリピンは人口1億1,400万人を超える東南アジアの大国で、2050年には1億5,000万人ほどにもなるといわれています。

そして、島の数はなんと7,000以上あるとされています。

そのため、フィリピンは地域によって文化や言語が大きく異なっていて、北部のマニラ・中部のセブ・南部のダバオでは街の雰囲気がとても違っています。

フィリピンは英語がとても通じる国として有名で、第二公用語として英語が学校やビジネスで広く使われています。

日常生活では、フィリピン人はタガログ語、英語、フィリピン地方の言語(セブアノ語)などを混ぜて使うことが多いといいます。

さらに、スペインに約330年間も統治されていた歴史もあり、アジアでありながらラテン系の文化を強く残しているのも大きな特徴です。

今回は、そんなフィリピンの主要都市について分かりやすく紹介していこうと思います。

➀ マニラ ― フィリピン最大の都市圏

「マニラ」と言うと1つの都市のように思われがちですが、実際には16の市が合体した巨大都市圏で、人口は約1,350万人に達しています。

日本で例えると東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県が集まっているみたいなイメージです。

マニラの中で有名な地区をいくつか紹介します。まず、マカティはフィリピンを代表する国際的なビジネス街で、外資系企業が最も集まっているエリアです。

そのため、フィリピンというと治安が悪いイメージがありますが、このマカティは例外的にとても治安がいいとされています。

マカティには高層ビルも立ち並んでいて、発展途上国と思えないような近未来的な雰囲気を感じさせます。

また、空港から1kmほどの位置にあり、アクセスがいいことでも知られています。

次にBGC(ボニファシオ・グローバルシティ)はマカティの隣にある地区で、マカティと比べると小規模な地区ですが、町全体が計画的に作られており、シンガポールのような雰囲気も持っています。

そして、マラテは先ほど述べた2つの地区とは対照的で、東南アジアらしいローカル感がある雰囲気が漂っている地区です。

マラテには、屋台やナイトマーケットがとても多く、日本人が想像するような東南アジアという雰囲気がするのが特徴的です。

ただマカティやBGCと比べると、治安には注意が必要な面もあります。

② セブ ― フィリピンでとても有名なリゾート地

セブは人口約100万人ほど(都市圏は300万人以上)が住むフィリピン第2の都市です。

セブ島は綺麗な海があることで有名で、日本人にとっては語学留学やリゾート地としてとても人気があります。

セブ島留学などの広告を一度は耳にしたことのある方も多いと思います。

セブは観光地のイメージが強いですが、実はビジネスでも発展していて、外資系のコールセンターやIT企業の拠点が多く集まっているといいます。

セブ島の人々はタガログ語というフィリピンの共通語に加えて、地元語であるセブアノ語も話します。

そのため、セブ島の人々はタガログ語、英語、セブアノ語のトリリンガルがとても多いです。

これはインド人がヒンディー語(共通語)、英語、マラーティー語(地方の言語)を話せるのと似ていると思います。

③ ダバオ ― フィリピン南部なのに治安の良い都市

ダバオはミンダナオ島にある人口約180万人の大都市で、フィリピン南部では最大の都市です。

フィリピン南部というとイスラムの武装勢力が活動していて、治安が悪いイメージが強いのですが、実はダバオはフィリピンの中でも「治安が良い都市」として知られています。

これは、後にフィリピン大統領となったドゥテルテ氏が長く市長を務め、犯罪対策を徹底してきたからだといわれています。

ダバオは自然がとても豊かでフィリピン最高峰のアポ山(標高約3,000m)なども近くにあり、都市と自然が共存しているのが特徴的です。

言語では、セブ島と同じくセブアノ語が中心で、マニラとはまた違った文化圏に属しています。

まとめ

フィリピンには、政治と経済の中心マニラ、リゾート地のセブ、治安の良い都市ダバオなど、多様な都市が存在しています。

フィリピンの都市を知ることは、観光だけでなく、語学留学や移住、ビジネスについて考える上でも役に立つと思います。