韓国の主要都市6選 | 日本に一番近い先進国の魅力

世界の都市

韓国は人口約5,200万人を抱える東アジアの先進国で、ソウル首都圏に人口の半分以上が集中している「超一極集中型」の国です。

しかし、韓国にはソウル以外にも、釜山(プサン)、大邱(テグ)、大田(テジョン)などの中規模な都市がいくつも存在しています。

今回の記事では、韓国の主要都市を地域ごとにわかりやすく紹介していこうと思います。

➀ ソウル ― 韓国の首都で、政治・経済・文化すべてが集まる中心都市

ソウルは人口約1,000万人、首都圏まで含めると約2,500万人が暮らす巨大都市です。

東京の首都圏が約3,700万人なので、それよりは少ないですが、それでもソウルはアジア有数の大都市と言えるでしょう。

韓国の政治、経済、文化、教育はすべてがソウルに集中しています。

実際に、韓国では「インソウル」という言葉があり、ソウルにある大学やソウルに住んでいることが一流とされる傾向があるそうです。

ソウルで、観光地として特に有名なのは明洞(ミョンドン)や弘大(ホンデ)、江南(カンナム)などです。

それぞれ、明洞は繁華街、弘大は若者の街、江南は高級街というイメージです。

私もソウルに行ったことがあるのですが、明洞は人が多すぎて、飲食店も観光地価格が多く、生活には向いていないと感じました。

一方で、弘大は街中にベンチがたくさんあり、ローカルな飲食店も豊富で暮らしやすいと感じました。

また、江南は少し中心部からは離れていると感じました。

東京で例えると、明洞は新宿、弘大は渋谷、江南は銀座というような感じでしょう。

また、ソウルには李氏朝鮮の時代、つまり14世紀ごろから首都だったことから、歴史のある建物も多く、景福宮や昌徳宮などはとても有名です。

② 釜山(プサン) ― 海沿いにある韓国第2の都市

釜山は人口約340万人で、韓国で第2の都市です。海に面しているため、少しリゾート地のような雰囲気があるのも特徴です。

また、甘山文化村というカラフルな建物もとても有名です。

ちなみに、この甘山文化村は、もともとはスラム街でしたが、アートプロジェクトによって都市再生され、このようにカラフルになったのだそうです。

また気候面では、冬にマイナス6度くらいまで下がるソウルと比べると、釜山は比較的温暖で、冬でも過ごしやすい都市です。

③ 大邱(テグ) ― 釜山の近くにある内陸都市

大邱は人口約240万人で、釜山と並んで韓国南東部の中心都市です。

大邱は釜山から約100kmほどの距離にあり、KTXという日本でいう新幹線を使って、釜山と合わせて観光する人も多いです。

大邱は内陸に位置しているため、海沿いにある釜山とは対照的な都市です。

例えば、釜山はオープンな雰囲気があるのに対して、大邱は少し閉鎖的で、外国人も少なく、ローカルな雰囲気があると言われています。

④ 仁川(インチョン) ― 空港で有名なソウルの隣の都市

仁川は人口約290万人で、ソウル首都圏を構成する大都市の一つです。

仁川といえば、仁川国際空港を思い浮かべる方も多いでしょう。

仁川国際空港はソウルへの入り口として使われており、韓国最大の空港としてとても有名です。

私もソウルに行くために仁川を通ったことがありますが、仁川というと田んぼが広がる田舎というイメージを持っていました。

しかし、調べてみると、仁川の松島(ソンドドン)などの地域は高層ビルが立ち並んでおり、かなり都会であることが分かりました。

⑤ 光州(クァンジュ) ― 芸術と民主化運動の都市

光州は人口約150万人で、韓国南西部の中心都市です。

韓国では、光州は「芸術の街」と呼ばれることも多いです。

それは、古くから光州では韓国伝統音楽や韓国画といった芸術が盛んだったことが関係していると言われています。

また、光州は1980年に起きた民主化運動「光州事件」の舞台となった都市であり、韓国現代史においても非常に重要な場所です。

⑥ 大田(テジョン) ― 科学技術と教育の中心

大田は人口約150万人で、韓国中部に位置する都市です。

大田には「韓国のシリコンバレー」とも呼ばれる大徳テクノバレーがあり、科学技術や研究開発の中心地として知られています。

また、韓国においてトップレベルの教育機関であるKAIST(韓国科学技術院)も位置しており、若い研究者なども多く集まる活気のある都市です。

まとめ

韓国には、首都ソウル、海沿いの都市釜山、内陸都市大邱、空港で有名な仁川、芸術の中心である光州、科学技術の中心である大田など、多様な都市があります。

韓国の都市について知ることは、単に観光地に詳しくなるだけでなく、韓国文化をより深く理解することにもつながると思います。