カザフスタンの主要都市3選 | 中央アジアの資源大国の魅力

世界の都市

カザフスタンは人口約2,000万人ほどの中央アジアの大国で、面積は日本の約7倍もあるとても広い国です。

カザフスタンの都市といえば、かつて首都だった「アルマトイ」、現在の首都である「アスタナ」、人口が急増している「シムケント」などが有名です。

今回の記事では、これらの主要都市について、できるだけ分かりやすく紹介していこうと思います。

➀ アルマトイ ― ソ連時代から栄えていたかつての首都

アルマトイは人口約210万人ほどのカザフスタン最大の都市です。

1997年までは首都だったため、現在でもアスタナと並ぶ経済や文化の中心地として大きな影響力を持っています。

アルマトイは山に囲まれている都市としても有名で、市内からたくさんの雪山を見ることができます。

アルマトイの観光地としては、まずビッグ・アルマトイ湖と呼ばれる大きな湖が特に有名です。

ビッグ・アルマトイ湖は明るい水色をしていて、とてもきれいなのが特徴です。

また、ゼンコフ正教大聖堂などの教会も有名で、ロシア風の雰囲気を感じることができます。

さらに、アルマトイはソ連時代からカザフスタンの中心都市だったことから、ロシア系住民が多く、現在でもロシア語やロシア文化の影響が強いとされています。

そのため、現在の情勢ではロシアを訪れることが難しいですが、ロシア以外でロシア文化を体験したい場合、アルマトイは良い選択肢の一つになると思います。

② アスタナ ― カザフスタンの首都で、近未来的な都市

アスタナは人口約120万人で、1997年にアルマトイに代わって新しい首都となった都市です。

アスタナに首都を移転させた理由としては、ソ連独立後に「カザフ人の国」というアイデンティティが芽生え、カザフ人が中心となる都市を作りたかったことなどが挙げられます。

アスタナはとても近未来的な都市設計がされており、日本人建築家の黒川紀章が設計を行ったとされています。

アスタナの象徴ともいえるのが、バイテレクタワーと呼ばれる白色と金色のタワーです。

高さは97mで、アスタナが首都と宣言された際に建設が開始されたそうです。

アスタナの街並みは、中国にもありそうな近未来的な建築を、より洋風にしたような雰囲気を感じることができます。

また、アスタナの冬の気温はアルマトイと比べてもかなり厳しく、−30℃を超えることも多いです。

そのため、観光でアスタナを訪れる場合は、夏がおすすめです。

③ シムケント ― カザフスタンの中でも人口が急増している第3の都市

シムケントは人口約120万人で、カザフスタン第3の都市です。

2000年にはシムケントの人口は約45万人だったため、25年間で約3倍近く人口が増加している、とても活気のある都市です。

シムケントはカザフスタン南部に位置しており、ウズベキスタンとの国境にも近い場所にあります。

ウズベキスタン最大の都市であるタシケントからは、約100kmで行くことができます。

そのため、中央アジア諸国との貿易がとても盛んに行われており、経済的にも急成長しているそうです。

シムケントの観光地としては、市内中心部にあるアバイ公園(Abay Park)や、シムケント城遺構などが有名です。

アバイ公園は、戦争記念碑や文化センターもあり、シムケントの歴史や文化を感じられる場所となっています。

また、シムケント城遺構は、カザフスタンの古代シルクロード時代の歴史を知ることができる遺跡です。

シムケントの気候はアルマトイやアスタナよりも温暖で、外国人にも暮らしやすいとされています。

まとめ

カザフスタンには、ソ連時代からの大都市アルマトイ、近未来的な新首都アスタナ、人口増加が続く都市シムケントなど、多様な都市が存在しています。

カザフスタンの都市について詳しくなることは、中央アジアの文化や歴史、経済を理解するためにも役立つと思います。