イタリア語の特徴|GUCCIやフェラーリなどの高級ブランドで有名な国の言語

世界の言語

イタリア語は、主にイタリアを中心にスイス南部、サンマリノ、バチカン市国などで話されている言語で、母語話者は約6,500万人にのぼります。

イタリアはGucci (グッチ)やPrada (プラダ)などの高級ブランドやFerrari(フェラーリ)やLamborghini(ランボルギーニ)をはじめとする高級車などの分野で世界的な影響力を持つ国として知られています。

また、イタリア語はスペイン語やフランス語と同じラテン系言語で、特にスペイン語とは文法や単語がよく似ているため、スペイン語やフランス語を学んだ経験がある人はスムーズに身に付けることができます。

この記事では、イタリア語の文字・単語・文法・発音の特徴 と、学ぶメリットを分かりやすく解説していきます。

① イタリア語の文字 ― 英語と同じアルファベットを使う ―

イタリア語は、英語と同じラテン文字(アルファベット) を使います。

基本は英語と同じ26文字ですが、イタリア語では実際によく使われるのは次の21文字です。

a / b / c / d / e / f / g / h / i / l / m / n / o / p / q / r / s / t / u / v / z

一方で、j / k / w / x / y は主に外来語でのみ使われます。

そのため、イタリア語は実質英語よりも文字が少なく、とてもシンプルといえます。

また、イタリア語にはà / è / ì / ò / ù のようなアクセント記号があります。

これらは強く読む位置を示しています。

② イタリア語の単語 ― スペイン語やフランス語と似ている ―

イタリア語は、スペイン語と約8割、フランス語と約7割、英語と約3割の単語が似ているといわれています。

そのため、英語を学んだことのある日本人にとって親しみやすい語彙が多く、スペイン語やフランス語を学んだことがある方にとっては少し離れた方言感覚でイタリア語を勉強できます。

例えば、「飲む」 という単語は次のようになります。

イタリア語 : bere

英語 : drink

スペイン語 : beber

フランス語 : boire

イタリア語とスペイン語、フランス語はかなり似ていることがわかります。

③ イタリア語の文法 ― 語順は英語と同じで、動詞の形が変わる ―

イタリア語の基本語順は、英語と同じSVO(主語 → 動詞 → 目的語)です。

例えば「私は映画を見る」という文章は、

Io guardo un film.

(私 → 見る → 映画)

という順番になります。

そして、イタリア語では、主語によって動詞の形が変化 します。

例えば、 mangiare (飲む) という単語は次のように変わります。

io mangio (私は飲む)

tu mangi (あなたは飲む)

lui mangia (彼は飲む)

そのため、動詞の形を見れば主語が分かることが多く、主語を省略して表現することもあります。

またイタリア語は、男性名詞・女性名詞によって、英語のtheにあたる部分が変化します。

男性:il libro(本)

女性:la strada(道)

このように男性名詞はil、女性名詞はlaと区別されていることが分かります。

④ イタリア語の発音 ― 発音の種類は少なく覚えやすい ―

イタリア語の母音は次の5つだけです。

a / e / i / o / u

これは日本語の「あいうえお」とほぼ同じで、とても発音しやすいです。

また、イタリア語の子音は約19つあります。

p / b / t / d / k / g / f / v / s / zm / n / ɲ / l / ʎ / r / tʃ / dʒ

英語よりも少なめで、こちらも難易度が低めといえます。

そして、イタリア語はつづりと発音がほぼ一致します。

そのため、基本的にローマ字読みしていけば正しく発音することができます。

また、イタリア語の単語は後ろから2番目の母音にアクセント が置かれることが多く、リズムも一定なので聞き取りやすいです。

⑤ イタリア語を学ぶメリット ― 文化大国イタリアを感じられる ―

イタリア語は、フランス語やスペイン語と比べると学習者は多くありません。

しかし、イタリアは G7の一角を占める先進国であり、世界有数の文化大国です。

オペラやクラシック音楽、建築、絵画、ファッション、料理など、ローマ帝国時代から長い歴史を持つイタリア文化は世界に大きな影響を与えてきました。

特に、GUCCIやPRADAなどのラグジュアリーブランドやパスタなどの食文化の分野は日本でもよく知られています。

イタリア語を身に付けることで、言語を通して内側からイタリア文化を体験することができます。

イタリア語は、学習者が比較的少ないからこそ差別化もしやすく、「英語+α」の教養として学ぶには、非常に魅力的な言語と言えるでしょう。

まとめ

イタリア語は、イタリアを中心に使われているラテン系の言語で、スペイン語やフランス語と似ていて、発音は比較的シンプルです。

そのため、日本人にとっては学びやすいヨーロッパの言語の一つだと思います。

イタリア語はフランス語やスペイン語と比べるとあまり学ばれていないからこそ、希少性が高く、学ぶ価値がある言語だと思います。