ジョージア語は、主にジョージア(旧名:グルジア)で使われている言語です。
ジョージアは旧ソ連の国の1つなので、ロシア語がある程度通じますが、若者の間では半数ほどしか話すことができないそうです。
そのため、ジョージアを深く理解するにはジョージア語が重要だと言えるでしょう。
また、ジョージアはビザなしで一年滞在することができることから、海外ノマド (海外にいながらリモートワークする人々)の聖地とも呼ばれています。
この記事では、ジョージア語の 文字・単語・文法・発音の特徴と、学ぶメリットについて分かりやすく解説していきます。
① ジョージア語の文字 ― 世界でも珍しい独自の文字 ―

ジョージア語の最大の特徴は、ムヘドルリ文字と呼ばれる完全に独自の文字を使っている点です。
ムヘドルリ文字は、丸みのある独特なデザインが特徴です。
一見するととても覚えるのが難しそうに見えますが、合計約33文字しかなく、大文字・小文字の区別がないので、実際には思っているより簡単に感じられると思います。
私も海外ノマドを目指していた時にジョージア語の文字を少し勉強したことがあるのですが、意外とシンプルで分かりやすいと思いました。
② ジョージア語の単語 ― どの言語とも似ていない ―

ジョージア語は、カルトヴェリ語族というグループに属しており、英語や、ロシア語、トルコ語などの周辺の主要言語と単語の共通点がほとんどないのが特徴です。
この点は難しく感じやすいですが、裏を返せば 「完全に新しい言語を学べる」 という魅力でもあると思います。
③ ジョージア語の文法 ― 動詞だけで文を作れる ―

ジョージア語は動詞が文章の中心です。
英語や日本語など多くの言語では、
私が / それを / 知っている
I know it
と「私」や「それ」を別の単語で表します。
しかし、ジョージア語では、動詞1語の形で「私が」や「それを」をまとめて表すことができます。
例えば、「私がそれを知っている」という文は、
ვიცი
v-itsi
と動詞だけで表すことが可能です。
これはこの”ვიცი (v-itsi)” という単語に以下の情報が含まれているからです。
v- = 私が
-ici- = 知る
3人称の動詞の形 = それを/彼を
そのため、ジョージアは動詞だけで文を作ることも可能なのです。
④ ジョージア語の発音 ― 子音が7つ連続することがある ―

ジョージア語の母音は基本的に、
a / e / i / o / u
の5つで、日本語とほぼ同じです。
そのため、母音の発音で苦労することはあまりありません。
その一方で特徴的なのが、子音が連続する発音です。
例えば「コーチ」のジョージア語の単語は、
მწვრთნელი
mts’vrtneli
と子音が7つも連続で続きます。
これは一般的な言語ではあまりなく、難しいと感じる方も多いですが、ジョージア語の面白いポイントともいえると思います。
⑤ ジョージア語を学ぶメリット ― 海外ノマドで使いやすい ―

ジョージアはビザ無しで一年滞在することができ、海外ノマドにとても合っている国です。
英語だけでも生活は可能ですが、ローカル向けの店や長期滞在者向けの住居探しでは、ジョージア語が少し分かるだけで対応が大きく変わります。
特に首都トビリシ以外のバトゥミやクタイシといった地域では英語が通じにくい場面も多く、簡単な挨拶や日常表現を理解しているだけでも信頼されやすくなります。
また、ジョージア語は外国人学習者が少ないため、話せるだけで珍しがられ、会話のきっかけになりやすいのも特徴です。
現地に溶け込みながら長期滞在したい海外ノマドの方にとって、ジョージア語はとても実用性の高い言語だと言えるでしょう。
まとめ
ジョージア語は、ムヘドルリ文字と呼ばれる独自文字を使い、動詞だけで文を表せるという特徴を持っています。
他の言語とはまったく異なる世界観に触れたい方、ジョージアにノマドとして長期滞在したい方などにとって、ジョージア語は非常に学びがいのある言語だと言えるでしょう。
