「セントラルグループ(Central Group)」は、タイを代表する巨大財閥の一つです。
タイ旅行で「CentralWorld(セントラルワールド)」などの大型商業施設を見かけたことがある人も多いかもしれません。
実はセントラルグループは、百貨店だけでなく、不動産、ホテル、レストラン、EC事業まで幅広く展開する“タイ最大級の流通グループ”です。
私は最初、「タイのデパート会社」というイメージを持っていました。
しかし調べてみると、想像以上に事業規模が大きく、海外投資やデジタル分野にもかなり積極的で少し意外でした。
最近ではヨーロッパ企業への投資も進めており、単なる国内企業ではなく、グローバル企業として存在感を高めています。
この記事では、セントラルグループの事業内容や歴史、今後の展望を分かりやすく解説します。
① セントラルグループの事業を分かりやすく解説

セントラルグループの主力事業は、「小売事業」「不動産・ホテル事業」「デジタル事業」の3つです。
① 小売事業
グループの中心となるのが小売事業です。
百貨店、ショッピングモール、スーパーなどを幅広く展開しています。
特に有名なのが、バンコク中心部にある大型商業施設「CentralWorld」です。
タイでは買い物だけでなく、食事やイベントも楽しめる“生活空間”として人気があります。
個人的には、日本の百貨店よりエンタメ要素がかなり強い印象を受けました。
② 不動産・ホテル事業
セントラルグループは不動産やホテル事業にも強みを持っています。
高級ホテルブランド「Centara Hotels & Resorts」を展開しており、観光業とも深く結びついています。
タイは観光大国でもあるため、ショッピングと観光を組み合わせたビジネスモデルが特徴です。
③ デジタル事業
近年はECやデジタル投資を強化しています。
オンラインショッピングの拡大に対応するため、自社ECや物流網への投資を進めています。
東南アジア企業というと国内市場中心のイメージもありましたが、実際はかなり先進的な戦略を取っていて驚きました。
② セントラルグループのこれまでの歩み

セントラルグループは1947年、タイ系華人のチラティワット家によって創業されました。
最初は小さな雑貨店からスタートしたと言われています。
その後、タイ経済の成長とともに事業を拡大し、百貨店やショッピングモール事業で成功。
タイを代表する巨大財閥へと成長しました。
近年では海外企業への投資も進めており、ヨーロッパ市場にも進出しています。
コロナ禍では観光業が大きな影響を受けましたが、現在は観光回復とともに業績も改善傾向にあります。
③ セントラルグループのこれからの展望

現在セントラルグループは、「総合ライフスタイル企業」への進化を進めています。
単なる小売企業ではなく、買い物、観光、ホテル、デジタルサービスを組み合わせた巨大経済圏を目指しているのが特徴です。
特に注目されているのがデジタル化です。
EC市場の拡大に合わせ、オンラインと実店舗を連携させる戦略を強化しています。
また、ASEANでは中間所得層の拡大が続いており、今後も消費市場の成長が期待されています。
観光回復も追い風となっており、ホテルや商業施設事業の成長にも注目が集まっています。
まとめ
セントラルグループ(Central Group)は、小売、不動産、ホテル、デジタル事業を展開するタイ最大級の財閥です。
もともとは小さな雑貨店から始まりましたが、現在ではタイ経済を代表する巨大企業へと成長しました。
特に商業施設運営や観光関連事業に強みを持っている点が特徴です。
近年はデジタル投資や海外展開も進めており、今後さらに存在感を高めていくと考えられています。
